バイヤーズエージェントとは

同じ仲介手数料を支払うなら、自分の味方になって親身に考えていただける仲介業者にお願いできた方が良いですよね。簡単に説明すると「バイヤーズエージェント」とは、ファイナンス、建物、不動産に関する豊富な経験を有し、買主のためにはたらく仲介業者のことになります。ですので、

仲介手数料以外の追加費用がかかるお話ではございません。

物件を選ぶのに、立地、駅からの徒歩分数、広さ、間取り、日当たり、予算などから検討していらっしゃるのではないでしょうか。ただ、それだけの情報では不十分なこともあります。中古住宅の場合、建物に問題はないか、価格の妥当性はどうか、管理体制はどうかなどの情報も知った上で検討できることが望ましいです。また、購入する際には、重要事項説明書や、売買契約書の内容が妥当なものであるかのチェックも必要となります。

ネガティブ情報をきちんと開示してくれる仲介業者を選びましょう。

一般的な不動産取引の仕組みでは、仲介業者は物件を販売することで手数料を得る仕組みになっています。買主側の仲介業者も、物件を販売することが目的となります。不動産取引に関する知識については、当然仲介業者の方が豊富に持っているので、悪質な場合は、買主に分かりにくい物件の問題を開示しなかったりすることがあります。また、物件を紹介する際に、買主の意向に沿った物件よりも、仲介業者の利益が高い物件（仲介手数料以外の広告料がついている物件）を勧めることもあります（多くの業者はきちんとした対応をしていますが、残念ながら、中には悪質な業者も存在します）。



これを解消するには、客付の仲介業者が売主の側でなく、買主の側に立って活動するような仕組みを作る必要があります。

プロ野球選手の契約更改を思い浮かべてください。

プロ野球選手は野球をプレーすることにかけては超一流ですが、ビジネスや契約については専門ではありません。以前は選手が球団のフロントと直接交渉をしていましたが、近年、それでは球団側の方が有利だということで、代理人（エージェント）という契約交渉の専門家を雇い、球団と対等な交渉をしようとする選手が増えてきています。

実は不動産取引でも、同様のことが始まってきています。米国では、売主優位な取引を対等な取引にするため、買主の側に立ってはたらく仲介業者（バイヤーズエージェント）を利用することが一般的になってきています。



では、なぜバイヤーズエージェントは買主のためにはたらくのでしょうか？この点はプロ野球選手の代理人と違いがあります。プロ野球選手の代理人の場合は、勝ち取った契約金の○%が報酬というような契約形態が一般的なので、代理人は契約金が多い程収入が増えるので、契約金を高くしたい選手と利害が一致するわけです。

バイヤーズエージェントの場合は、通常の不動産取引の客付仲介会社と同じく成約時の手数料が報酬となります。普通に考えると、物件が売れた方が収入が増えるのに、なぜバイヤーズエージェントは買主のためにはたらくのでしょうか？

バイヤーズエージェントは信用が第一だからです。

バイヤーズエージェントとして登録されている方は、『当サイトにおける「バイヤーズエージェント」の条件』に賛同しており、個人名を出して活動しております。また、利用された方から、「不動産に関する知識」、「建物に関する知識」、「ファイナンスに関する知識」、「ポスピタリティ」の4項目について評価をしていただきます。お客様から良い評価をしていただくことが信用につながりますので、買主側に立ってはたらくことになります。

当サイトでは、一般的な売主優位の偏った取引ではなく、対等な不動産取引を実現したいと考えているバイヤーズエージェントが活動しておりますので、これから物件を探している方は、まずはお気軽にエージェントにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。