今から自分が天に召されるまでの「収入」と「支出」を見通して。
毎年、いくら入って、いくら出ていく?これを表にすれば、無理のない毎年の返済額が見えてくるよ。
<収入>毎年の収入はいくら?
ボーナスは減らされる可能性も踏まえて厳しめに。
将来の年金や退職金も考えて。
公的年金は無料で概算が判るウェブサイトも使ってみて。
会社から住宅手当などを貰っている場合は注意して。家を買うと貰えなくなるケースが多いから。
<支出>
今払っている住宅費用以外の全ての費用を調べて、今後、毎年どの程度かかるか考えてみて。
住宅費用以外の費用って、
◇水道光熱費
◇食費
◇衣料費
◇教育費
◇旅行代
◇帰省費
◇家具や家電購入費
◇お小遣い等
のこと。
家計簿をつけてる人は楽勝だね。
教育費は、子供の数とか生まれた間隔だけじゃなく、公立・私立、文系・理系で費用が変わるので注意して。
文科省のHPに平均的な費用も掲載されているから参考にしてみて。
これができたら、毎年の収入から支出を引き算。
出てきた数字が、毎年払うことができる住宅費用と毎年の予備費。
まず、家を買うとかかる固定費用があるんだ。
固定資産税・都市計画税とか建物の維持管理費だね。
マンションなら、管理費、修繕積立金、駐車場代などもあるしね。
これらは、仲介業者さんに聞けばすぐ判る(はず)だよ。
毎年かかるこれらの固定費用を引き算した数字が、住宅ローンの元本金利返済額と毎年の予備費。
あとは、いつまでに返済するかだね。
ローンの返済期間は75才までとかだけど、ほんとにそんな年齢まで返済を続ける?
金利もついつい安い変動金利でシミュレーションしたくなるけど、ここは保守的に固定金利で考えてみて。
安い変動金利で借りた場合は、「固定金利との差額を貯めておきましょ」って感じがいいね。
そうそう、初期費用も考えてね。
全額ローンで買うのはあまりお勧めできないから、当初自己資金をどの程度出せるか考えて。
仲介手数料、引越し代、不動産取得税、登録免許税などがかかるから、仲介業者さんによく確認して。
初期費用を出すにしても、最低半年分くらいの生活費はキープしといたほうが安心だよ